結婚式といえば新郎新婦のムービーだったり、お色直しなどの時にかかる音楽がありますが著作権はどうなっているのでしょうか。
結婚式での音楽やムービーはもはやなくてはならないものとなっていますが、その際に発生する著作権を新郎新婦が直接支払うなどといった話は聞いた事がないですよね。
そこで、どういった流れで使用した曲や画像に対して著作権料が支払われているのかを調べてみました。
簡単にいうと、使用した音楽の料金は結婚式場側で払うようになっています。
結婚式のプランに組み込まれているのでしょう。
とはいっても数百曲もかける事は無いと思いますが、やはりそこは節度を持って曲数や曲の時間を式の時間と照らし合わせて組み込んでいくといいですね。
私が参列した式でちょっと大丈夫かな、と思ったのは新婦が大好きなアーティストの曲が流れだしたのですが実はその曲は恋人だった人と別れるといった内容の曲だったのです。
幸せな式にこの曲を選曲したか、と驚いたのを覚えています。
しかも結構はっきりと別れを強調した曲だったので参列したゲストにも微妙な空気が流れたのは言うまでもありませんでした。
ムービーに関しての著作権料ですがこちらも撮影をしてくれている方の会社、つまり業者側が支払っています。
これもプランに記載があるかどうかは利用した会社によるのでしょうがプランに組み込まれていることが多いです。
また、著作権利用料がかからない場合もあるのでその辺は調べてから使用するのもよいでしょう。
そして結婚式のムービーといえば、新郎新婦だけではなく親族や友人からのお祝いのメッセージなどが流れる事もありますがその際、プライバシーの問題が出てくると思います。
例えば、結婚式に参列した方全員に記念としてDVDなどにして配布したとします。
そこで受け取った人が全く関係のない第三者に見せたとします。
そこでなにか問題が起きたら大変な事になりますよね。
貰って幸せな気分になれることがほとんどではありますが、トラブルになりそうなことは先に排除しておくのがのちの事を考えてもいいです。
例えば、そのDVDを受け取って知人などに見せたら相手が実は昔の知り合いだったけど良い感情を持たずに喧嘩別れをしている事もあるわけです。
今は個人情報の取扱いに大変うるさい時代になっているので、もしムービーを配布するとしたらそのムービーに映っている方には記念でDVDなどにして配布する旨、一言お断りを入れておくとトラブルに発展しなくて済みます。
もし、映っていることが嫌だったら自分のところだけ消してもらう事も可能なので、一言お断りを入れるというのは大事な事になりますね。
感動的なムービーだからこそ、のちのちケチがつかないように配慮するのも大事になってきます。
せっかく記念だからと渡した気遣いもそういった事で台無しになってしまっては双方嫌な気持ちになりますから面倒だなと思ってもそこはきちんと配慮しましょう。