結婚式の雰囲気をつくる重要な役割を担うのがbgmです。場を盛り上げて感動を誘い、その曲を聴けば鮮明に思い出せるような選択をしたいものです。もしも演歌やヒップホップ(人によってはありかもしれませんが)が流れたら驚いてしまいます。わたしが経験した中でも鉄板とも言えるbgmを5つご紹介します。
まず最初は、木村カエラさんの『Butterfly』です。もともとはゼクシィのテレビCMに起用されたことから結婚のイメージがついた定番曲です。まさに二人の門出を祝うように、運命とともに明るい未来に歩み出せる、そんなイメージが湧いてきます。衣装チェンジの登場シーンに使われていたときには思わず感動して身体が震えてしまいました。
続いて福山雅治さんの『家族になろうよ』。本人作詞作曲のウェディングソングで温かい家族を築き上げていく、そんな優しいイメージを歌った楽曲です。お二人のご両親や親戚を含めて、歌詞がハマること間違い無しです。会場も和やかな空気になりますよ。
西野カナさんの『トリセツ』もおすすめです。この曲は女の子から旦那さんに向けた自分の「取扱説明書」を歌う曲に仕上がっています。とにかく歌詞がかわいくて聴いているこっちが恥ずかしくなってしまいます。花嫁さん自身のテーマとして流してしまうと少し圧力のある内容にもなっていますので、新婦の友人などを経由して届けてもらうのが良いと思います。
星野源さんの『恋』は2017年を代表する結婚式のbgmと言っても良いでしょう。ドラマの主題歌として大ヒットした曲で、実際に恋ダンスを余興で踊ったことがあります。ハイテンポな曲調で会場は大盛り上がり。恋ダンスの振り付けはYouTubeにも上がっていますので、新婦含めてサプライズで参加してみるのも面白いです。
最後は高橋優さんの『産まれた理由』。お互いの両親がいるからこそ、今の自分たちがいることを歌っている歌詞が心に響きます。代々受け継がれてきた「愛」という絆を思い出させてくれるフレーズに涙が止まりません。両親への日頃の感謝を込めて選曲する方が多かったです。
ご紹介したbgm以外にも、失敗しないためのポイントとしては「シーンの雰囲気に合っているか」「幅広い世代に親しまれているか」「歌詞を重要視すること」です。盛り上がりたいときに使用するのか、それとも感動のシーンで使用するかによって曲調が変わってきます。また、二人にとって大事な曲を選ぶことも良いとは言えますが、多くの人に見守られながら執り行われるということを考慮すると良いでしょう。ご年配の方までとは言いませんが、両親世代の方にも馴染んだものであれば一緒に感動を共有することができますよ。最後の歌詞については、普段何気なく聞いているよりも胸に響いてくるのです。幸せそうな二人を見ながら、心に染みるフレーズに思わず涙腺が緩んでしまうことも。今回紹介した楽曲とともにベストなものをぜひお二人で見つけ出してみてください。